この日、先日卒業した教習所の卒業証明書を取りに行くために教習所まで赴いた。普段は教習所まで送迎バスを利用していたのだが、バスの時間までだいぶあったので自転車で行くことにした。用事は証明書を渡されて免許試験に関する説明を受けて、すぐに済んだ。もうここに来ることもないんだな、と思うとなんだか寂しいような気分になって、周辺を探索してみようと言う気になったのだ。ぶらぶらしているときに、私は見つけてしまったのだ。

秋葉神社→
オタクの聖地きたーーーー!ってことでこれは行くしかない。このときはまだ、神社を見たらすぐ帰ろう、と言う軽い気持ちだったのだ。
しかし、なかなか神社には到着しない。いつの間にか住宅地を抜けて、どんどん山の中に入っていくのだ。

大きな池もあった。

いつの間にかゴルフ場の中に入ってしまっている。これだけ間近でゴルフ場みたの初めてかも。ていうか、頭上をゴルフボールが飛んでいってるんだけど・・・。お土産にと、道端に落ちてたボールを失敬する。

ついに秋葉神社に到着かと思ったら違う神社だった。しかし、ここがまたなかなか面白い。やたらと注意書きの多い神社なのだ。

「御参詣の方へ御供へ物特に生卵子はカラスが喰い境内を汚します。境内の清浄に御協力お願いします。御供物はお持ち帰り下さい。」
そっかあ、大変なんやなあ。生卵子に関しては突っ込まないでおこう・・・。

「十二月十二日より当社の屋根葺替工事のため御神霊は向かいの岩上にお移りいただいています。」
なるほど、今日から工事なのか・・・、って工事なんてしてないやんっ。

これが移動させられた後神霊というやつなのだろうか。ビニール袋かぶせてあるんだけど・・・。

「この水鉢へお金は入れないようにお願いします。近頃このお賽銭を持っていく人がいますので当分お賽銭はお供へにならないように願います。」
賽銭拒否してるよ・・・。盗まれてるんじゃなくて、元から賽銭を誰も入れないだけではないんだよね・・・?

「線香お焚の方へ、当 松龍弁財天様はお線香はとてもお嫌いです。当社では線香は焚かない様にお願いします。」
・・・。
この張り紙した人が線香嫌いなだけなのではないだろうか

水がきれいだったから、川辺に下りてみる。ゴルフボールがたくさん落ちていた。しばらくここにいると、車に乗って誰かがやってきた。ボールを拾いに来たらしい。ボール拾いを手伝った。これだけボールが落ちていると言うことは、ここはかなり危険なんだろうな、と言うことで退散することにする。

山道ではよくある光景。

もはや舗装路でなくなった道を自転車でしばらく進むと、ついに到着!秋葉神社だ。山の中の人気のまったくない神社だ。それにしてもボロい・・・。

これが神社の本殿。やっぱりボロボロだ・・・。これだけのために、わざわざ自転車でここまで来たのか。と、少しがっかりした。
と思ったのも束の間。わたしは、すごいものを発見してしまったのだ!
噂には何度も聞いていたが、実物を見たのは初めてである。

釘で打ち込まれた人形(ひとがた)だ。本当にこんなことをする奴がいるのか。わざわざこんなところまできたかいがあったというものだ。さすがに名前の部分はモザイクをかけておく。無修正の写真が欲しい人は、私に連絡くれたらあげますw

さらに進んでいくと、いつの間にやらこんなひどい道になっている。さすがに引き返した方がいいだろうか、と思っていると10人ほどのハイカーとすれ違った。
わたし「すいませーん。このまま進んでいったら、どこに着くんですか?」
ハイカー「京見峠に出られるんだけど、マウンテンバイクやったらともかく、君の自転車やったら途中からかついであがらなダメやなあ。」
わたし「そうですか・・・。」
さすがに、この段変速すらついてない自転車では厳しいのか・・・。
しかたない・・・。
自転車担いで登ろう!
今思えば、もうこのときはやけくそだったね。来た道を引き返すのがとにかく嫌いな私の性格があだになったのであった。

うん、これは自転車で行く道じゃない。この橋なんて壊れそうだし。

この斜面が、写真ではあんまり伝わらないのが口惜しい。この辺は、ほんとに自転車を担ぐ羽目になった。冬だって言うのに汗だらだら。息もぜーぜーいってる。

ここがいちばん坂がきつかったところだ。自転車を担ぎながらでは登れなかったので、先に登ってから上から自転車を引っ張り上げた。ふぁいとーーーーっ、いっぱーーーーっつ、リポビタンDの懐かしのCMを思い出す。

京見峠まで行って、峠茶屋で団子を食べるつもりで頑張ってたんだけど、途中で道を間違えてしまったらしい。京見峠に着く前に下り始めてしまった。下りも石ころだらけのひどい道だ。

下りてきた場所は、またもやゴルフ場。最初に通ったゴルフ場とおなじものだ。意外とたいした距離は移動してないみたいで、そこがまた切ない。

ゴルフ場を横断するには、危険がないようにボタンを押さなきゃダメなのだ。
そんな感じで、予想外の大冒険は終わりを告げた。近くの店でラーメンを食べて家に帰って寝た。