
へぇー へぇー
「うわぁ、私も行ってみたいですねぇ。」
「ということでさっそく確認VTRをどうぞっ。」
「すみませーん。この辺りに『妹』という名前の町があると聞いたんですけれど。」
「はい、そうです。ここが妹ですよ。」
「ええっ!ここがそうなんですか!」
「そうですよ。ほら、あれをみて下さいよ。」
「ああっ!」

「ほんとだ、ここが妹だったんですね!」
「そして、あれが妹郵便局です。」

「ここが妹の郵便局・・・」
「で、ここが『妹北口』バス停です。」

「ここが妹のバス停・・・、ふふふふふ。」
「あのー、レポーターさん・・・。」
「あ、あそこにファミリーマートがっ!もしかして、あれは妹店って名前なんでしょうか?」
「えーっと、確かあそこは愛東南店って名前だったです。」
「なんだとぉー!もし妹店だったら買い物して、レシートをお土産に持って帰ろうと思ってたのにー。」
「それは残念でしたねぇ・・・。」
「道の駅の中の『Rapty』というお店にやってきました。ここでは、地元で取れたフルーツ・ハーブを使ってのジャムやジェラートの販売がされています。それにしても大盛況ですねえ。平日だと言うのに店の中は人でごった返しています。では、わたしもジェラートイチゴ味のシングル(280円)を買ったので食べようと思います。・・・・・・うん、うまいです。あっさりしているようで、細かいところまで丁寧に作られていて、妹のお兄ちゃんへの深い愛情のようなものを感じます。」
「おや、外の方からなにやら聞こえてきてますねえ。なんでしょう?」
「町内の皆様にお知らせします。ただいま児童たちの下校時間となっております。車を運転中の方はスピードの出しすぎに注意し、安全運転を心がけましょう。」
「どうやら、スピーカー付の車が安全運転を呼びかけながら走っているようです。児童たちに対する愛情ってもんを感じますねえ。都会では考えられないです。」
「では、道の駅の人に来ていただいたので、早速聞いてみたいと思います。」
「よろしくお願いします。」
「この町の中で、何か『愛』を感じるようなものって無いでしょうかねえ?」
「ああ、それだったらこの町のマンホールの蓋をもうご覧になったでしょうか?」
「マンホールですか?それはまだ見てないですねえ。」
「きっと沢山の愛を感じることが出来ると思いますよ。」

「そうです、この町は『マーガレット愛ランド』だったのです。町中のマンホールから妹の代わりにマーガレットの花が私たちを見守ってくれていたのです。うーん、すばらしいっ!」
妹の町は確かに愛にあふれていた。
「補足トリビアですが、『妹』は『いもと』と読みます。近くに井本城というお城の址があって、もともとは『妹』は『井本』と書かれていた可能性もあります。また、この文章を書いた管理人は『こんなものを書いてしまうとロリコンだと疑われるかもしれない』と心配しているそうです。」
へぇー
情報提供者のおおかわさんには3500円を請求します。
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